Enum(列挙型)
Enum(列挙型)とは、複数の定数をひとつにまとめておくことができる型のことです。
定数をひとまとめにすることができる優れものです。
Enumで定義する定数のことを列挙子と呼びます。
Enumの特徴
Enumの特徴は以下のようになります。
- 複数の定数(列挙子)を一つの型で統一して管理できる
- 一つの列挙子に複数の表現が定義できる
- 列挙子に共通の処理を定義することができる
Enumの書式について
Enumの書式は以下のとおりです。
定数のリストはそれそれ定数名をカンマ(,)で区切って指定します。
enum 列挙名
{
定数リスト1,
定数リスト2,
・・・
};
Enumの使い道
Enumの使いみちですが、
バックテストなどで移動平均線の種類やModeの値などがわからなくなることがあります。
毎回調べるのが面倒なのでEnumを活用して、使いまわしすることが可能です。
時間軸をenumにした場合
時間軸をenumにした場合は以下のようになります。
enum timeFrame_List { Current_timeFrame=0, M1 =1, M5 =5, M15=15, M30=30, H1 =60, H4 =240, D1 =1440, W1 =10080, MN =43200 }; input timeFrame_List TimeFrame = M5;
移動平均線の種類をenumにした場合
移動平均線の種類をenumにした場合は以下のようになります。
enum maMethod_List { SMA=MODE_SMA, EMA=MODE_EMA, SMMA=MODE_SMMA, LWMA=MODE_LWMA }; input maMethod_List MaMethods = EMA;
まとめ
enumを活用することでよりソースコードの見栄えが良くなるのでぜひ活用してみてください。
コメント