インジケーターの種類
そもそもインジケーターには様々な種類のプログラムがあります。
- テクニカル指標系インジケーター(トレンド・オシレータ)
- サイン系インジケーター
- パターン抽出系インジケーター
- 目盛り系インジケーター
- トレード情報系インジケーター
- 補助ツール系インジケーター
【MQL】トレードで利用される6種類のインジケーターの特徴についてまとめてみた
インジケーターの種類 インジケーターには様々な種類が存在しています。 今回は、インジケーターの種類について紹介したいと思います。 テクニカル指標系インジケーター(トレンド・オシレータ) サイン系インジケーター ...
テクニカルインジケータ関数
テクニカルインジケータ関数とは、標準インジケーター及びカスタムインジケーターの計算を行う関数です。
MT4でトレードする際に活用する標準インジケーターを利用します。
テクニカルインジケーター関数を活用することで、
カスタムインジケーターやEAなどの任意のインジケーターの値を取得します。
全てのテクニカルインジケータ関数は以下の2つのパラメータを持っています。
- 通貨ペア
- 時間軸
よって任意のインジケーターは現在のチャートだけではなく、
通貨ペア・時間軸のデータを計算することも可能です。
https://creator.fx-ea-system-project.com/indicator/custom-indicator-functions/
オブジェクト関数
オブジェクトとは、チャート上に表示する様々な図形を表示するための関数になります。
- ライン系:トレンドライン,水平線,フィボナッチライン等
- 情報系:スプレッド,時間,通貨ペア等
などを表示するために必要になります。
【MQL】図形やラインを表示させるための『オブジェクト関数一覧』についてまとめてみた
オブジェクト関数 オブジェクト関数とは、グラフィカルオブジェクトを操作する為の関数です。 オブジェクト関数はかなり量があるので、よく使うオブジェクト関数をご紹介したいと思います。 ObjectCreate 指定したチャートに指定...
Alert関数
Alert関数とは、言葉の通りアラートを出す関数です。特定の場面でアラートを鳴らすことが可能です。
例えば、PCの近くにはいるが一々画面を見るのは面倒などというという場合に役立つ関数です。
シグナルが発生した場合に音でシグナルを出したことを知らせてくれます。
【MQL】決められた条件でアラートを鳴らす『Alert関数』についてわかりやすく説明してみた
Alert関数 Alert関数は、ポップアップアラート(メッセージ)を表示させるために使用します。 Alert関数でありがちなのが、シグナルなどのサインインジケーターに使用させるケースですね。 パソコンの近くにはいても、画面を...
SendMail関数
SendMail関数はインジケーターなどのシグナルをメールを送る関数です。
チャートに貼り付けない人がメールで通知を受け取るために利用する関数ですね。
【MQL】MT4のインジケーターやEAにメールを送る関数『SendMail関数』についてわかりやすく説明してみた
SendMail関数 SendMail関数とは、インジケーターやEAにメールを送る関数になります。 よくインジケーターなどのシグナルなどをメールアドレスに飛ばしたいという人が活用する関数になります。 SendMail関数の書式 ...
インジケーターの処理の流れ
MT4でトレードされている方が、何気なくインジケーターを表示したりしていますが、
プログラム上ではインジケーターがどのように処理しているのか具体的な流れを説明します。
- STEP1インジケーターをチャートに挿入MT4のチャートにインジケーターを表示させます。
- STEP2OnInit()関数が実行される最初の一回だけ処理されます。
- STEP3OnCalculate()関数が実行されるチャートのレートが変動するたびに繰り返し処理されます。
- STEP4チャートからインジケーターを削除MT4に表示されているインジケーターを削除します。
- STEP5OnDeInit()関数チャート上のインジケーターが削除された時に実行されます。
カスタムインジケーターの作成の流れ
インジケーターの処理の流れは理解したと思うので、
カスタムインジケーターの作成の流れを理解していきたいと思います。
以下の記事を参照してください。
【MQL】カスタムインジケーターを作成の流れについてわかりやすく説明してみた
カスタムインジケーターの作成の流れ カスタムインジケーターの作成の流れを説明していきます。 メタエディターを起動する MetaEditor(メタエディタ)をMT4から起動させる方法は以下の通りです。 ツール→メタエデ...
カスタムインジケーターを実際に作ってみる初級編
- STEP1HelloWorldを表示させるインジケーター
HelloWorldをチャート上に表示するだけのインジケーターです。 - STEP2移動平均線を表示させるインジケーター
移動平均線を表示をするだけのインジケーターです。 - STEP32つの種類の違う移動平均線を表示させるインジケーター
移動平均線を2つ使い、SMAとEMAの2種類の移動平均線を表示させるインジケーターです。 - STEP4移動平均線の傾きを表示させるインジケーター
移動平均線を使って傾きを表示させるインジケーターです。 - STEP5スプレッドを表示させるインジケーター
チャート上にスプレッドを表示させるインジケーターです。 - STEP6チャート上にトレード情報を表示するインジケーター
チャート上にトレード情報を取得して表示するインジケーターです。 - STEP7ローソク足の情報を取得して表示するインジケーター
チャート上にローソク足の情報を取得して表示するインジケーターです。 - STEP8前日の高値・最安を表示するインジケーター
チャート上に前日の高値・最安のラインを表示するインジケーターです。
カスタムインジケーターを実際に作ってみる中級編
- STEP1RSIの特定の条件にアラートを鳴らすインジケーター
RSIが70以上を超えた時とRSIが30以下の時にシグナルを表示するサインインジケーターです。 - STEP2RSIのサインインジケーター
RSIが70以上を超えて下回った時とRSIが30以下で上回った時にシグナルを表示するサインインジケーターです。 - STEP3ゴールデンクロス・デッドクロスのサインインジケーター
移動平均線を2つ表示させてゴールデンクロス・デッドクロス時にシグナルを表示するサインインジケーターです。 - STEP4パーフェクトオーダーのシグナルを表示するサインインジケーター
移動平均線3つを表示させて短期・中期・長期のパーフェクトオーダー時にシグナルを表示するサインインジケーターです。 - STEP5ボリンジャーバンドのバンドにタッチしたらシグナルを表示するサインインジケーター
ボリンジャーバンドのバンドにタッチしたらシグナルが表示されるサインインジケーターです。 - STEP6チャート上に残り時間を表示するインジケーター
チャート上にローソク足が確定するまでの残り時間を表示するインジケーターです。 - STEP7ボリンジャーバンドの角度によってトレンドを判断するヒストグラムインジケーター
ボリンジャーバンドの角度によってトレンドを判断するヒストグラムインジケーターです。
カスタムインジケーターを実際に作ってみる上級編
- STEP1MTFで移動平均線を表示するインジケーター
MTF(マルチタイムフレーム)と呼ばれる下位足に上位足の期間を表示させる移動平均線のインジケーターです。 - STEP2ボリンジャーバンドとRSIを組み合わせたインジケーター
ボリンジャーバンドとRSIのそれぞれの条件を組み合わせたインジケーターです。 - STEP3MACDとRSIを組み合わせたインジケーター
MACDとRSIそれぞれの条件を組み合わせたインジケーターです。 - STEP4パーフェクトオーダーとMACDを組み合わせたインジケーター
移動平均線のパーフェクトオーダーとMACDを組み合わせたインジケーターです。 - STEP5RSIを条件毎にシグナルを表示するインジケーター
RSIの70以上30以下、80以上、20以下、90以上10以下などの段階毎にシグナルを表示させるインジケーターです。 - STEP6勝率計算機付きのインジケーター
BinaryOption(バイナリーオプション)などでよく見かける勝率計算を表示したインジケーターです。 - STEP7グランビルの法則の2番を表示するインジケーター
ジョセフ・E・グランビル(Joseph E. Granville)が考案した買いと売りの8つのパターンの中で2番を表示するインジケーターです。