ソースコードの品質には外部品質と内部品質の2つがある
ソースコードの品質には2つの種類の品質があります。
- 外部品質:仕様通り、バグがない、高速に動作
- 内部品質:保守性、柔軟性、可読性、一貫性
外部品質とは、ユーザーが見える要素で、仕様通りに動くこと、バグがないこと、高速に動作すること
などが該当します。
内部品質とはユーザーから見えない品質で、保守性、柔軟性、可読性、一貫性などが該当します。
品質より速度を優先した場合に犠牲になるのが、内部品質になります。
どれだけ納期が短いからと言って内部品質を疎かにしていると、
一箇所の汚いソースコードが全体ソースコードに影響を及ぼしていきます。
短期的には形になるかもしれないですが、それが中期であれば逆効果になり、
長期であれば致命的な問題に繋がります。
ソースコードの品質と開発スピード
よくスピードよく開発すれば品質は下がり、ゆっくり開発すれば品質は上がるという
品質とスピードはトレードオフであるという考え方があります。
しかし、不要に時間をかけても品質は上がりません。品質とスピードはトレードオフではないからです。
ソースコードの品質を上げることで開発速度を上げることに繋がります。
ソースコードの品質が上がれば、ソースコードの変更速度が上がり、手戻りが減り、
より早く開発できるようになります。
ソースコードの品質を上げるためには知識と経験が必要
ソースコードの品質を上げるためには知識と経験が必要になります。
知識と経験が品質を向上させて、その結果開発速度が上がります。
知識と経験を手に入れるためには長い時間が掛かりますし、
また変わりゆく環境に合わせて学習をし続ける必要があります。
学習と経験を繰り返すことで、初めて身についたスキルになります。
ぜひたくさん手を動かして知識と知識を手に入れていきましょう。
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